落単でやばい。大学生1年生からできる留年回避法。心がけるべきポイント

長い長い受験戦争から解放されて大学に合格しても、安心するのはまだ早いですよ。

高校生までは先生の慈悲などでどうにか進級できていたとしても、大学では単位を十分に取れないと留年するということがザラにあります。

留年してしまうと留年した分学費を払わなければなりません。

大学によっては年間100万円以上余分にかかってしまいます。

それだけではなく、留年をすることで、大学で留年をした者というレッテルを貼られ、その後の人生に影響してしまうこともあります。

そこで今回は新入生のときからできる留年を回避するために気を付けておくべきポイントを6つご紹介いたします。

1.1年生のときから綿密な履修計画を立てる

入学して最初のオリエンテーションで、大学から履修ガイドやその学科で取れる科目が記載された年次配当表などが配られると思います。

これは大学生活で生き残るための重要な資料です。

その紙に卒業までに取らないといけない科目の全てが載っています。

それを見ながら1年生のうちからしっかりと履修計画を立てることが大切です。

大学によっては2年生までに最低限の単位を取っていないと留年、という措置を取る大学もあります。

なので、2年生までに必要最低限どの単位を取らなければいけないかの把握と、できるだけ1年生の必修科目は1年のうちに取れるように時間割を組むことが重要となります。

そうすることでもし必修科目を落としてしまっても、早いうちのリカバリーによって留年を防ぐことができます。

そして自由選択科目も万が一落としても他の単位で数をカバーできるように履修計画を立てる際は単位を予定より少し多めに取るのもおすすめです。

2.1年2年はMaxフル単を目指す

フル単というのは履修した数の単位を全て回収することです。

1年生と2年生でこれができていれば、2年生の後期末にはおよそ100単位前後を取れることになるので、卒業単位に必要な数までぐんと近づけることができます。

大学3年生、4年生になるとゼミが始まったり、研究室に配属されたり、卒業論文の作成や、それと同時進行で就職活動や大学院に進む人は院試の勉強もしなくてはいけません。

そんなときに持っている単位数が少ないと、卒業のために4年でも授業を取らなければいけなくなります。

就職活動の企業の説明会や面接は、平日に行われることが多く、それのために授業を休まざるをえなかったり、授業を休みすぎると単位がもらえなくなるため、泣く泣く第一志望の面接を諦めなければいけない、なんてことも…。

そんな悲劇を防ぐために、初めの2年間で単位をたくさん取っておくことが肝心です。

3.先輩に情報を流してもらう

大学での先輩とは、ただの年上というだけでなく、単位の取得をして上の学年に進んだ者、という見方もできます。

大学の授業や試験問題は前の年と同じ、または似ている内容のものがあることが多いので、大学の先輩方はどの授業が楽に単位を取れるか、どの授業が難しいかという情報を持っています。

過去のレジュメやノート、試験の問題用紙、レポートなど、先輩は宝の地図を持っています。

積極的に先輩と仲良くなって、利用しましょう。先達の言うことはとても参考になります。

4.同じ授業を取っている友人や知り合いを作る

普段は授業に出ていないのに、テスト前になったら友人を頼ってノートを借り、軽々と単位を取っていく要領の良いコミュ力高めの大学生っていますよね。

なにもそこまで目指す必要はないのですが、これも留年しないために使える良い考え方だと思います。

それは授業に出ないことではなく、友人を頼る、というところです。

例えば風邪や体調不良で授業を休んでしまったり、緊急の用事で授業に参加できなかったりしたときに、同じ授業を友達が受けていればその時の授業内容や、課題の範囲などを教えてもらうことができます。

しかし友人がいなければ、そのような不測の事態に対応できません。

その結果、授業を聞き逃すことでテスト対策ができなかったり課題の提出ができなかったりして、単位を落としてしまうといったことも起こりうるのです。

ぼっちで大学に通うのも楽ではありますが、情報や単位のためという点で見れば、大学での知り合いや友人は多いに越したことはないです。

5.自分の生活に合った時間割を組む

高校までと違い、大学生は時間割を自分で決めることができます。

必修科目は時間が決まっていて、自分の好みでは時間を変えられません。

しかし、選択科目は自由に時間割を組むことができます。

そんため、自由選択の科目は自分のライフスタイルにあった時間割を組むことをおすすめします。

例えば、朝が苦手で1限なんて絶対起きれない、2限すら危ういという人は、午前中にはできるだけ授業を入れず、午後からの授業を多めに取るなど、フレキシブルに対応することができます。

自分が授業に行きやすい時間帯を見極めて、そこを狙って時間割を埋めていくのも賢い方法だと思います。

6.試験期間はしっかり勉強する

あたりまえのことですが、試験のための勉強していないと取れる点数も取れません。

授業の平常点だけではほとんどの授業が単位をもらえる点数には届かないと思います。

なので普段の授業はぼんやりしていたとしても、せめてテスト2週間前の授業からはしっかり聞いてテスト範囲を聞き逃さないようにしましょう。

そして過去問などの類似問題を解きまくって、確実に点数を取れるようにしましょう。

いかがでしたか?

大学生活はやりたいことが多く、バイトやサークル活動などが忙しいですよね。

しかし授業をおろそかにして単位を落として留年してしまうと、友人は進級したのに自分だけ留年して一緒の授業を取れなくなった。

そして、一緒に卒業できなくなったなんてことになってしまうかもしれません。

そんなことになったら楽しいはずの大学も楽しくなくなってしまいます。

メリハリをつけてしっかりと単位を取って大学生活を楽しみましょう。

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