大学生だけど、同棲をしているうちに盛り上がって、この人と結婚したい!とか、子供ができてしまったから責任取るために結婚、いわゆるデキ婚をしたいと考える大学生もいるでしょう。
そんなときに気になるのが法律はどうなの?というところですよね。
今回は大学生は法律的に結婚ができるのか?ということを説明していきます。
結論からいうと、法律的に大学生でも結婚はできます。
日本法によると2018年現在、男性であれば18歳以上、女性であれば16歳以上で結婚することができます。
(2022年4月1日からは女性の結婚できる年齢が18歳に引き上げられるそうです。)
また、双方間の同意があること、重婚をしていないこと、女性は前婚の取り消しから100日以上経過していること、近親間の結婚でないことなど、様々な条件を満たしたうえで、戸籍法に基づく届け出をすることで結婚は成立となります。
なので飛び級があまり多くない日本であれば高校を普通に卒業した大学生なら基本的に結婚が可能ということになります。
ただ、結婚したいと考える大学生が未成年者の場合、親の同意が必要となります。
そこの壁を超えることができれば、結婚できるのではないでしょうか。
しかし、結婚をしたい!大学生は法律的にも結婚ができるから今すぐにでも結婚に乗り出そう、と考えた学生カップルさんたち、ちょっと待ってください。行動に乗り出す前に考えてほしいことがいくつかあります。
目次
大学生結婚の注意点
・結婚には費用がいる
役所に届け出るだけなら費用は掛かりませんが、結婚式を挙げる、新生活の準備など、結婚に関わるお金は一般的に200万~400万円必要だと言われています。
大学生なら派手な結婚式はあげない人が多いかと思いますが、それでも将来のことを考えるとお金が必要になってきます。
奨学金や学費免除に注意
国や学校から奨学金などを借りている場合、結婚により戸籍が変わるので、その分余計な手続きをしなければならないことがあります。
詳しくは大学の学務などで聞いてみてください。
もし一時的な恋愛感情で奨学金がもらえなくなってしまった!などといって大学に行けなくなってしまうのはとても悲しいことです。
就活で不利になる?
就職活動をしていると面接などで学生結婚について突っ込まれることもあったり、やはりまだ日本において学生結婚はまだ少数派なので、偏見を持っている大人も多いです。
やはり結婚というワードから連想される妊娠、出産ということについて深く聞かれることもあるでしょう。
特に女性だと出産のためにすぐに辞める、などの印象を持たれてしまう可能性があるので、そういう場合に就活に影響が出てくるかもしれません。
大学生で恋愛をしていると、この人と結婚したい!と思うことがあるでしょう。
しかし、その目先の結婚という言葉に惑わされず、卒業した後のことなども考えてお互いに話し合い、2人の将来にとってベストな決断が下せるといいですね。
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