部活とサークルどっちに入るべき?入らないという選択肢は?学生団体もアリ!

大学に入学してすぐの4月の一大イベントといえば、新歓です。

様々なサークル活動や部活動が新入生の獲得に必死で、新入生はたくさんビラをもらう、そんな光景が毎年繰り広げられています。

そんなたくさんのサークルや部活動から勧誘を受け、

「サークルと部活どっちに入るのが良いのだろう」

「サークルと部活は入ったほうがいい?」

といったことで悩む新入生も多いかもしれません。

そこで今回はサークルと部活動に入ったほうがいいのか?

もし入るならどちらを選ぶのか?

ということについて考えてみたいと思います。

部活動とサークルの違い

部活動は大学公認の団体で、サークルは大学からは公認されていない非公認の団体、もしくは公認はされているけれど大学公式の大会などがないことが特徴です。

その他の面でも部活動は成果を出すために本気で練習する。

サークルは部活動に比べて練習がゆるく、どちらかというと活動自体を楽しむのがメインの同好会のような雰囲気です。

・部活動

サッカー部、アメフト部、野球部などの体育会系の部活や、文化系でも大学に公認されている団体が部活動として存在します。

運動部は大会への出場や優勝という目標をかかげており、それに向けての練習だったり合宿だったりと練習時間が多いです。

なので、学業と部活だけでいっぱいいっぱいの人も多いのではないかと思います。

高校までの運動部とほとんど同じで上下関係が厳しいところが多いですし、引退したOGOBなどの繋がりが強いところもあります。

そのように厳しいイメージの運動部ですが、スポーツを本気で極めたい人、将来もその活動に関わりたい人に向いているのではないかと思います。

文化系の部活動になると部によって練習の厳しさは違ってきます。

コンクールなどがある吹奏楽部なら毎日のように練習がありますし、逆に部活ではあるけれども練習は週に1~2日という部活もあるでしょう。

・サークル

ボランティアや語学、漫画すきな人が集うところ、映像作成やスポーツ系、マニアックな活動をするところなど、多種多様なサークルがあります。

中には名前を聞いただけでは何をしているか全く分からないようなサークルも…。

基本的に自分たちが楽しむためにあるものがサークル活動という認識でいいと思います。

そんないろいろな活動があるサークルですが、種類で大きく分けると学内サークル、インカレサークルの2つに分類されます。

学内サークルとインカレサークルの違いは?

学内サークルは名前の通り1つの大学内で活動をするサークルです。

学校内で活動することが多いので、気軽に参加できます。

同じ大学に所属している学生だけで構成されているため、サークルのイベントなどが試験期間とかぶっていたりしないことも利点です。

インカレサークル(インターカレッジサークル)は複数の大学によって運営されているサークルです。

普段大学に通うだけだと関わらない、他大学の人との交流ができます。

他大学の予定に合わせて予定が組まれているため、試験期間とサークルの合宿がかぶってしまい参加できないこともあります。

また、集合場所や練習場所が大学から遠いこともあります。

運動部などの部活動のようにそこまで活動に重きは置きたくない、アルバイトや他の活動などやりたいことが沢山あるという人はサークル活動への入会が向いていると思います。

学生団体とは?

サークル活動と似ているものに学生団体があるのですが、学生団体は活動を通して社会に貢献する、他人のために活動するというところがサークル活動との違いになります。

なのでボランティアや他の人のためにイベントなどを企画するのを主な目的とした団体は、サークルというよりは学生団体に近いのではないでしょうか。

例えば、学生団体としてほとんどの大学にあって比較的大規模なものは大学祭実行委員会が有名ですね。

こちらは大学の大きいイベントの1つである大学祭を運営する学生団体です。

お祭りが好きだったり、1つのプロジェクトに向かって何かをみんなで作り上げたい、イベントの運営をしてみたいと思う人におすすめの団体です。

サークル・部活・学生団体に入るメリット

出会いがある

普通に大学の講義を取っているだけでは、学年が上がるにつれて学科の必修科目や専門の授業が多くなっていくので、他学科の人との交流がどんどん少なくなっていきます。

なので、サークルや部活動に参加すると他学科の同級生、先輩、後輩など様々な人と出会うことができます。

筆者はサークルに入ることで、学科だけでは知り合えなかった、一生付き合っていきたいと思えるような、すばらしい友人に出会うことができました。

居場所を作れる

学科に友人がいるといっても、取る授業が違ったりして一人だけ空きコマができてしまうこともあります。

そんな時に食堂や図書館で過ごすのも良いですが、部室という居場所に行くと同じく暇なサークルや部活動のメンバーが集っていることもあります。

複数のコミュニティに属して居場所を増やすことで、もし学科の友人とうまくいかなかったらサークルや部活の人と仲良くすればいいや、というように逃げ場を作ることができるというメリットもあります。

あえて何も入らない

サークルや部活動に入るくらいならばアルバイトのシフトをがっつり入れたいという人。

また、学外でインターンシップや学生団体に積極的に参加したいから部活やサークル活動などしている時間はないという人はあえて部活動とサークルに入らないという選択肢もあります。

なんだかんだサークルや部活動はミーティングや練習などで時間を拘束されますからね。

部活動やサークルに入らないデメリットとしては、大学内で学科以外の人との交流がなくて友好関係を築きにくくなることでです。

学科の友人がサークルや部活動に入っている場合、その友人たちがそれらの活動をしている時間やサークルや部活動の人たちとつるんでいる時間に手持ち無沙汰になってしまうことであったりということが考えられます。

まとめ

いかがでしたか?

サークルは大学非公認でゆるく活動自体を楽しむ、部活は大学公認でがっつり成果を出す、といった点で異なっていました。

自分のやりたいことや本気度などで優先順位をつけてどちらを選ぶか、またはどちらも入らないという選択を自分に合ったスタイルで決めていけるといいですね。

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